第328回ラ・ママ新人コント大会

お笑い × ライブ ライブレポート 渋谷・表参道

公開日:2014/12/25

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ラ・ママ新人コント大会とは……
 1986年1月24日(金)コント赤信号のリーダーとして活躍中の渡辺正行が、若手芸人のネタ披露の場を求めて 渋谷・道玄坂のライブハウス「La.mama」でスタートした老舗お笑いライブ。「La.mama」は音楽中心のライブハウスで、通常の劇場とは違った、アットホームな雰囲気が味わえるのが特徴。過去には、ウッチャンナンチャン、ピンクの電話、ダチョウ倶楽部、爆笑問題、海砂利水魚(くりぃむしちゅー)、X-GUN、バナナマン、スピードワゴン、オードリーなど多くのグループも出演しており、現在でも次の世代を担う若手がネタを披露し続けている。 

今回はクリスマスSP! 豪華面々がネタを披露!

 今回もMCは主催者の渡辺正行。いつもとは趣向をこらしたクリスマスSPということで本日の演目の説明(準一本ネタやコーラスラインなどはなく、今回は【一本ネタ】と企画のみで構成。)と、先日審査員で参加したTHE MANZAIの感想や裏話を披露した。

 まずトップバッターは「なすなかにし」。呼び込み前に渡辺リーダーに「若者らしくない安定感がある」とまで言わしめたほどの実力者だ。今回はカレーを作ってみたいという漫才を披露。中西が那須にカレー作りをレクチャーするのだが、ボケである中西が「なんじゃこの漫才!」とまで言わせるほど、那須が最終的に遊びだす姿に会場は爆笑していた。
 続いてジグザグジギー。バイト初日の新人研修という設定でよくある隠語を店長役の宮澤が新人の池田にレクチャーするのだが…その独特の隠語に池田は愕然とする。池田がツッコむ度におかしくなる宮澤。店長のカミングアウトがあったりと最後の畳み掛けなど圧巻のネタであった。
 「ダーリンハニー」は、メガネ屋さんのコント。長嶋扮する店員が小粋な動きをしながら終始メガネを「アイウェア」と呼び様々なメガネをオススメする。そんな狂気を伴った危ない雰囲気に困惑する客役の吉川。優しい雰囲気のコントなのに長嶋のサイコな感じがよくでているネタでラママの空気を自分たちのものにしていた。
 第一ゾーンのトリを飾るのは「鬼ヶ島」。椅子と机が並べられている舞台に渡辺リーダーは「多分生徒と先生のコントでしょうね」とバラすと会場は爆笑。まさしくその通り学生と先生のコント。音楽の授業でおおかわらが先生。音痴で歌を歌いたくない生徒役のアイアム野田とB-BOY風の生徒の和田。授業が開始すると、野田が本性をあらわす。「鬼ヶ島」らしいキャラと展開力を生かしたコントを見せてくれた。

出演芸人の今年良かったことは?

ここからはネタで出演していた芸人の「今年良かったこと」をリーダー自らインタビュー。こちらではそれぞれの「良かったこと」を公開する。

なすなかにし:那須と中西の両親が仲良くなった。今年の正月、家族同士のビンゴ大会でMCをなすなかにしが務め「引くほどウケた」とのこと。

ジグザグジギー:オンバト+優勝。ある大会で渡辺リーダーが票を入れてくれたということで「ありがとうございました!」と2人はリーダーにお礼。リーダーも「俺は面白いと思ったんだけどなぁ! 他の審査員がいれてなかった」と言うそんなやりとりの中、鬼ヶ島の野田が「この人昔はおもしろかったんですよ~!」と返していた。

ダーリンハニー:東海道新幹線50周年。東京駅100周年。(吉川がアツく語っていた)

鬼ヶ島:昔から好きだったアイドルと共演できた。(和田)単独ライブでプロポーズした(アイアム野田)ただ、そのVTRを流したのだがお客さんは1mmも空気が動かなかったそう。

2 ※インタビューに答える鬼ヶ島

第二ブロックはコント祭り! 動き系から本格系まで盛りだくさん

 「弾丸ジャッキー」は刑事が「お前がやったんだろ!」とオラキオが叫ぶシーンから始まる。テキサスは「やっていない」と拒む。「証拠もあるんだ!」というが犯行を認めないテキサスに業を煮やしたオラキオは服を脱ぐと、あのお馴染みの衣装が……。ここで自分の名を体操刑事と紹介。「この格好したの8年振りだぞ!」と叫び散らかす。体操をしようとするが全然できない。「死ぬかもしれない…」「恐怖しかない」とブツブツ言いながらも、体操をしようとするがやはりできない。最終的に「太ったしやりたくない!」と叫んでいた。
 「ザ・ギース」は、高佐が屋上で靴を並べ遺書を置く。そこに尾関が「何をしているんだ!」と現れる。高佐はあることを返すところから展開が逆転。コント設定自体を揺るがす言葉で会場は爆笑。ザ・ギースのイメージ自体を逆手にとった見事なネタ。暴れまくる高佐に困惑する尾関。コント終了後、渡辺リーダーは「あのギースがね……。お祭りとかで編み出したんですかね」とつぶやいていた。
 「東京03」は仕事でミスをしてしまい反省する飯塚と角田と豊本が話をするシーンから始まる。クライアントに簡単に土下座をしたエピソードを話した飯塚に、豊本は「情けない」と一言。角田はそれに加勢し自分の話をするが……という設定。どんどんでてくる角田のエピソードに豊本や飯塚は引きだす。そこから角田に巻き込まれる飯塚。まさしく彼ららしい完璧なネタで大爆笑をとった。

出演芸人の今年良かったことは?その2

 インタビューに答えるため3組が登場すると東京03・飯塚はザ・ギースのコントを引き合いに「ラママって最先端の笑いをしてましたよね?客イジリて!営業ネタじゃん!もーー真面目にやった俺らバカみたいじゃん!別の日にきたかった……。」とツッコんでいた。
 こちらでは第二ブロックに出演した芸人の「今年良かったこと」を公開する。

3※久々にラママに出演した東京03

4※ザ・ギースのコントの話をする飯塚

弾丸ジャッキー:フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした・細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で優勝したこと。

ザ・ギース:広島カープの試合で始球式をした(尾関)ディナーショーをした(高佐)不思議な空間だったそう。

東京03:30分ほどガッツリとしたコントをウッチャンナンチャンの内村と共演したこと。

5−1※インタビューに答える弾丸ジャッキー

第3ブロックはコントと漫才!

 「トップリード」は荒らされてしまった部屋に焦る新妻に妙に落ち着いている和賀のシーンから始まるコント。自分の部屋が荒らされているのにも関わらず微動だにしない和賀と驚かない和賀に疑問を抱きながらも慌てふためく新妻のコントラストを巧く表現。途中から和賀の本性がむくむくと見え隠れし終始新妻は戸惑う内容で会場を爆笑に包んだ。
 「ななめ45°」はビルに立てこもった犯人に刑事役の岡安と土谷が追いつめるところから始まるコント。新人の岡安が一人前になったことを褒めるベテラン刑事の土谷だったが、岡安の様子がおかしい。そこから下池が登場。あることが連動し巧さと練りこまれたネタの構成力で見事に笑いをとった。
 「三拍子」は漫才。THE MANZAI後であったため会場からは割れんばかりの拍手。時事ネタで今年1年を振り返るのネタだったのだが1つも外さない。流れるようなネタ運びとパンチの強い高倉のボケ、久保の抑揚のあるツッコミで会場は終始爆笑。漫才を見た渡辺リーダーも「やっぱうまいですね」と感嘆の声を漏らした。
 一本ネタのトリをつとめたのは「エレキコミック」。進路に悩む今立にやつい扮する友人が絡みだす。学生ならではのエロさにどん欲なところや馬鹿な部分を表現しエレキコミックらしいコントに仕上げている。誰もが笑えるコントは彼らしか出来ないであろう。

今年の良かったこと!その3

最後の第3ブロックに出演した芸人のよかったことを公開していく。

トップリード:THE MANZAIで認定漫才師になれた

ななめ45°:ラジオDJになれた(土谷)

三拍子:結婚や高視聴率のドラマ出演、ワイルドカード進出で久保は最高だったが、あれからもう2回もバイトしてる!(高倉)

エレキコミック:(トーンを落としながら)なんいもいいことがなかった…。明日が31日でもいいと思っている。はやくリセットしたい

6−1※インタビューに答える三拍子

クリスマスSP恒例のクイズ大会!

 ここでクリスマス大会恒例のビンゴ大会が開催された。出題者はクイズ作家の日高大介さん。ここで全員で登場すると思われたが東京03が仕事にでてしまったと報告。ここでエレキコミック・やついが「ということは、ここにいるやつみんな暇ってことですか?リーダーも暇ってことですか?」と暴言。ツッコむリーダーだったが、かまわず「フレーーーフレーーリーーダーー!」と応援するやつい。それに乗っかる今立。「俺がプロデューサーならリーダーをほっとかないっす」とフォローも忘れないやついであった。

7※リーダーを応援するエレキコミック

三拍子・高倉はTHE MANZAIでワイルドカードで披露したクイズの漫才は去年クイズ大会で優勝した時にもらった日高さんの本のおかげだったという裏話も披露された。
 クイズはあるジャンルにわかれたものからそれぞれ出題。コンビやトリオごとに挑戦し1人が回答し、もう1人もしくは2人に正解するとレイがかけられ、間違えると洗濯バサミを顔に挟まなければいけないルール。
 クイズが開始されるとギースの尾関が本気で取り組む姿勢に全員が違和感を持ったり、日高さんが「一般常識のクイズです。」とクイズをだそうとすると、何も問題を出題していないのに手を上げるなすなかにし・那須は「人を殺めてはいけない!」と答え、相方の中西は「この子は優しい心を持っている!」とフォローをかかさなかったり、クイズの出題で「猫に小判、豚に真珠…」と言うとやついは手を挙げ「リーダーのコーラ!」と言うとすかさず渡辺リーダーは「おい!意味ないってことかよ!」とツッコむなど、芸人が真剣に取り組みながらもボケまくった。優勝は和賀の抜群の正解率でトップリードが勝ち取った。

8 ※クイズに真剣に取り組む尾関

9 ※優勝したトップリード

まとめ)
 この後芸人や事務所がプレゼントを持ち合いお客さんにプレゼントされる抽選大会などが開催された。クリスマスSPらしく豪華なラインナップで会場は終始大盛り上がり。来年も毎月開催されるので(来月は1月30日)今からでもラママフリークになるのは遅くない!是非足を運ぼう!

10※エンディングの様子

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