お笑い芸人インタビュー「サツマカワRPG」前編

インタビュー お笑い × 芸人

公開日:2014/10/03

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ピン芸人は様々なタイプが存在する。その中でも独特な空気感でライブシーンを賑わしているのが「サツマカワRPG」。我々『LAUGH MAKER』は、いち早く彼のポテンシャルに注目し動画も共同で製作した。『サツマカワRPGの大喜利ポコポコ』。だがしかし、彼の魅力はこんなもんじゃない! そんな彼の生態を聞き出すべくインタビューを行った。

#01 最初はお笑い芸人になる気はなかった

ーーお笑い芸人になったキッカケを教えて下さい

サツマカワRPG(以下・サ):本当は本格的にお笑いをする気なんてまったくなかったんです。ただ、もともとお笑いが死ぬほど好きで、高校生の時に学園祭で漫才やったりはしましたね。誰も組んでくれなくて結局イケイケの女の子とやったなぁ。
 地元の山梨の高校を出て、東京の大学に進学してお笑いサークルに入ったんです。そこでライブ出演とかもしてましたが、まだその時点ではプロになる気はなくて、サラリーマンになる気だったんです。
 ですが、半年に1回笑樂祭(※1)というのがあって、そこに大学1年の夏・冬、2年の夏・冬と大会にでて、2年の冬の時に準優勝できたんですよ。その時もまだプロになる気がなかったんですが、でもそれがキッカケで少しお笑いの世界を覗いてみようと思って養成所に入りました。

ーーどの場面で本格的なお笑い芸人になろうという決意が固まったんですか?

サ:半年経ってもプロになる気は全然なくて、でも養成所ライブで調子良くてやっていけんじゃないかな?って思い始めてたところ、一握りしか事務所に所属できないところに選ばれたこともあってプロでやっていこうかなって思いました。今は事務所からは離れてしまいましたけどね。

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#02 サツマカワRPGの名前の由来は…まさかのあのゲームから!

ーー芸名が奇抜でおもしろいと思うんですが、芸名の由来を教えて下さい

サ:スーパーファミコンのソフトで「スーパーマリオRPG」というソフトがあるんですが、それがすごい好きで子供の頃いっぱいやりこんだんで、そこから頂きました。本当は「スーパーサツマカワRPG」にしようとしてました(笑)。でもそれ実は2番目に好きなソフトなんですよ。本当は一番好きなソフトから「星のサツマカワスーパーDX(デラックス)」にしたかったんですけど……。

ーーということは任天堂さんが好きなんですね(笑)

サ:そうなんですよ。友達のまっくんはクラッシュバンディクーとかやらせてくれたんですけど……地元でマッサージ店を開店したらしいので今度行きたいと思います。

#03 お笑いの世界へ飛び込むキッカケは…

ーーなるほど(笑)。話を戻しますと、お笑いがもともと好きだったということですが、好きになったキッカケだったり、好きな番組とかありましたか?

サ:「爆笑オンエアバトル」(※2)ですね。お父さんとお姉ちゃんがやたら夜更かししてるなぁって思って、まだその頃中学生だったんであんま夜遅くまで起きてはなかったんですけど、気になって一緒に見てみたら「こんなにおもしろいものが世の中にはあるのか!」って衝撃を受けました。

ーー出身が山梨県ということなのですが、お笑いの文化みたいなものがなかったのでは?

サ:そうですね。山梨県でライブなんて滅多になかったですから、わざわざ東京に出て見に行かなきゃいけなくて。中学3年の時に「爆笑オンエアバトル」の収録を家族で見に行ったことがあるんですけど、それが本当楽しかったですね。

ーー家族でお笑いが好きって素敵ですね
そうですね。まぁ僕が一番好きで、それに家族が付き合ってくれた感じです。旅行ついでにって感じで。

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ーーお笑いの世界に飛び込む時に家族は何か言わなかったのですか?

大学まで親に通わせてもらっていいづらかったですね……。養成所行く時は自分でお金は出すしって言って「ちょっと覗くだけだから」って伝えてたんですが、所属する時に「俺芸人やるわ」って言ったら、親的には「ムムム……」って感じだったんですけど、1回ライブを見に来てくれたことがあって、それがすごい大きなライブで、出演メンバーもすごくて「たくさんのお客さんの前で、ちゃんとやってんだな」って伝わったみたいで認めてくれましたね。

#04 サツマカワ流ネタの作り方

ーーネタ作りに関して伺いたいのですが、どういう時に作られてるんですか?

サ:最近は夜中に作るようにしてますね(笑)。なんでもおもしろくなる時間というか、寝る前とか。

ーーそれを出してみてブラッシュアップするような形ですか?

サ:そうですね。お客さんの前でやんないと僕なんにもわからなくて、ライブはもちろん、誰にも告知しないで、こっそり地下のライブでたりして、ウケたり、スベったりを繰り返してますね。

ーーちなみにネタって今何本くらいあるんですか?

サ:実はお客さんにタイトルを頂いてその場でショートコントをやるってネタがあるんですけど、それあわせると無限ですね(笑)。最近はやってないんですけどね。ハードルもすごい下がるんで養成所の頃とかやってましたね。ショートコント以外だと3~4本ですね。

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ーー後編へ続く(近日公開)

※1【笑樂祭】……近年のお笑いを追求している大学生の増加、またそのレベルの高さに着目し、漫才/コントなどジャンルを問わない文字通り大学生芸人のナンバー1を決める大会。優勝するとお笑い事務所の養成所に特待生として入学できる。

※2【爆笑オンエアバトル】……NHKで深夜に放送されていたネタ番組。若手芸人がネタを観客の前で披露し、面白いと評価された芸人さんだけが選ばれてオンエアされるという内容。ここから有名になった芸人さんも多い。キャッチコピーは「史上最もシビアなお笑い番組」。後に「オンバト+」と改題して今年の春まで放送されていた。

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