間違えてはいけない日常でのツッコミ方

お笑い × 効果・効能 人間関係

公開日:2014/03/16

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リアルでもネットでも、人とのコミュニケーションが盛んな現代。コミュニケーションの基本となるのは、言わずもがな「会話」です。上手な会話をすることができれば、友人や仲間はどんどん増え、恋愛やビジネスにおいても成功を手にしやすくなるのは間違いないでしょう。

ところが「上手な会話」を意識しすぎるあまり、自分のことだけをベラベラとしゃべり倒してしまう人がいます。実はこれ、大きな間違いです。会話の基本は相手の話を聞くこと。つまり、「聞く技術」です。

意図的に会話を振って返事を待つ

お笑いに限らず、演技の技術で「受け」というものがあります。わかりやすく言えばリアクションです。相手の言動があり、それに適切な反応する。これを的確に行うためには、相手の言っていることを正しく聞けていなければならないわけです。

ただ、人間だれしもが、どんな時でも相手を笑わせようとして会話をしているわけではありません。笑いを起こして空気を変えるには、会話を意図的に笑いの生まれそうな方向に持っていく必要があります。実はここが非常に重要。そこで、お笑いの世界で「フリ」と呼ばれている技術が役立ってきます。

まずフリがあり、フリに対して相手が受け答えをする。その受け答えにズレを感じたら、そこを相手の尊厳を損なうことなく指摘してフォローする。これが日常でのもっともポピュラーな笑いの構図なのです。

漫才とは違うズレの温度

ここで言うズレにはいくつかの種類があります。勘違い(聞き違い)、価値観の違い(常識間の違い)、重要度の違いなどがそうでしょう。

たとえば、恋人同士が夏にプールに遊びに行く計画を立てたとします。そこで、

彼女「今度のプール楽しみだね。どんな水着なの?」(フリ)

彼氏「最新式の水の抵抗が全然ないやつだよ」(ボケ)

彼女「競泳じゃないでしょ?(笑)」(ツッコミ)

というようなやりとりが生まれたとしましょう。プロ芸人の漫才のボケとツッコミとは若干温度感が異なりますが、フリ、ボケ、ツッコミと分けることができる会話です。

ツッコミは愛情あるフォロー

会話例のように、一般的に恋人同士がプールに行くときに、速く泳ぐことは目的になりにくいもの。彼女としては、どんなおしゃれな水着なのかを聞きたいものでしょう。しかし、彼氏が返した答えは、おしゃれではなくスピードへのこだわりでした。

ここにズレが発生します。このズレに対して、フォローをするのが日常的なツッコミ。いわば意図的に引き寄せたズレなのです。そして人間、考えは十人十色なので、フリさえ続けていれば、必ずズレが生じる機会が出てきます。こうして相手に話題を提供し、相手の話を聞いて、その話をユーモラスに盛り上げるという3段論法が成立するのです。

まとめ

お笑い芸人のまねをして、相手のボケに対して情け容赦のない厳しいツッコミをする人をよく見かけます。しかし、芸人たちは、相方ではなく第三者を笑わせようとしているのです。日常で大事なことは、目の前にいる相手(会話の当事者)を笑わせること。そこで必要なのは、こき下ろすことではなくフォローしてあげる愛情を持ったツッコミ。そこを間違えないようにすると、人間関係を円滑にできる空気が自然と生まれてくるでしょう。

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